
この記事は、そんな悩みを解決する記事になります。
ポイント
- シチュエーションごとの単語帳の使い分け
- 3つの単語の種類
- オススメの単語帳
目次
目的に応じた単語帳を選ぼう
大前提として、
「この単語帳だけをやれば英語は完璧」なんて単語帳は存在しません。
あるとすれば広辞苑並みの厚さになるでしょう。
単語帳はシチュエーションと目的によって使い分けるべきです。あなたがどのような単語を覚えたいのか、どのようなシチュエーションでの使用を想定しているのか。それによって使用する単語帳は全く変わってくるということだけは押さえておきましょう。
単語帳の種類は3つある
単語帳の種類は大きく、基礎単語、生活・ビジネス単語、アカデミック単語
の3つに分けられます。
難易度は以下の通りです。
基礎<生活・ビジネス<アカデミック
基礎英単語の学習にオススメの教材
基礎英単語は通常の日常会話含め様々な場所で見かける単語のことで、これらの単語を一通り学習しておかないと、次にのステップに進めません。
受験などで、ある程度の英単語力が身についている方を除いて、全くの初心者だという方はまずはこの単語レベルから学習しましょう。ここを飛ばしてしまうと後の英語学習に大きな支障をきたすことになってしまいます。
基礎の英単語を身につけるのに最適な単語帳は以下の2冊です。
ちなみに私はターゲット使っていたのですが、DUOも非常に評判が良く素晴らしい単語帳です。そのため、基礎英単語力を鍛えるという面ではどちらも適していると言えます。
教材はどちらか片方を覚えれば大丈夫です。個人的にはDUOをお勧めします。
生活・ビジネス英単語の学習にオススメの教材
生活用語からビジネス用語まで幅広く学びたい
これは一応TOEIC用の単語帳ではありますが、この単語帳のすごい点はカテゴリーごとに名詞がたくさん掲載されているところです。TOEICだけではなく、日常で使う生活用語(名詞)からビジネス英単語を幅広く学べるため、時間が十分にある方にはぜひ買ってもらいたい一冊です。
例えば、あなたは「くし」や「まな板」という英単語がわかりますか?
私は当時、そのような名詞をほとんど知りませんでした。
しかし、日常では「くしをとって!」や「まな板どこにあるの?」などのように、よく使われるのです。そのような語彙も一つひとつ覚えていける点ではこの単語帳がダントツ優れています。
TOEICで高得点を狙っていきたい
TOEICの受験を考えていて、とにかくTOEICに特化させた学習をしたい。そんな方には以下の単語帳を強くオススメします。
私は両方購入し、両方約5周以上しましたが、内容はほとんど同じで掲載されている単語も同じです。唯一違う点が、金のフレーズが日本語を見て英語訳を答えるタイプの単語帳なのに対して、金のセンテンスは英語(英文)を見ながら日本語訳を答えるタイプです。
しかし、TOEIC L&R では英訳ができる必要はないので、どちらか迷った場合は金のセンテンスを選ぶようにしましょう。
アカデミック英単語の学習にオススメの教材
万能な単語帳Distinction
この単語帳の筆者は純ジャパニーズで留学経験なしで、TOEIC満点、TOEFL114点、IELTS8.5、英検1級を保持しているツワモノです。この単語帳の利点はとにかく英語学習者に寄り添っている点です。
私自身、単語帳を10冊以上こなしてきましたが、この単語帳はダントツで1番素晴らしいと感じています。
ただ、基本的にこの単語帳だけでTOEICなどのビジネス分野から英検、IELTS、TOEFLなどのアカデミック分野の対策までできますが、範囲が広い分、特化はされていません。
時間が十分に確保でき、英語力全体を高めていきたい方にオススメの一冊です。
TOEFL、IELTSに特化した単語帳
TOEFLとIELTSの受験を控えているという方は以下の単語帳も準備しておきましょう。
留学を考えている、またはTOEFL、IELTSを受けようと考えている方は以下の単語帳をお勧めします。
こちらの単語帳はTOEFL用と書いていますが、IELTS用にも使えます。実際にTOEFLの本試験ではこの単語帳に掲載されている単語が面白いほど出題されます。ちなみにこの単語帳に関してはランク3まで覚えれば十分です。
TOEFLを受ける方はどうしても手に入れておきたい一冊です。
基本的に上のTOEFLの単語帳でIELTSの試験範囲の単語はある程度まかなえます。しかし、初めから「ヨーロッパ圏への留学を考えていて、IELTSしか受けない」という場合はこちらを購入した方が効率がいいでしょう。
最後に
ここまでいろんな単語帳を掲載してきました。なんども言いますが単語選びにおいて重要なのは、シチュエーションと目的に応じた使い分けです。
あなたがどのような単語を覚えたいのか、どのようなシチュエーションでの使用を想定しているのか。その点をしっかり踏まえた上で単語帳を選ぶようにしましょう。
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