
「留学って意味あるのかな?」
今回の記事はそういった疑問を解決します。

本記事の内容
本記事では「留学が人生にどのような影響を与えたのか」にフォーカスを当てて実際に留学経験者にインタビューをしていきます。
この記事が「これから留学を考えている、もしくは留学を控えている方」だけでなく、より多くの方の人生の参考になればと思っています。
記念すべき第一回目は、ニュージーランドに1年間の留学経験がある、西南学院大学4回生の谷光大聖さんにお話を伺いました。
【聞き手:松尾幹生(mikioabroad運営者)】
谷光大聖 / 西南学院大学4回生 / 西南Mr. Contest 2018グランプリ / 400人規模のイベントを開催する団体ReCoの代表を務めながら、不動産事業の代表も兼任するなど福岡を中心に活発的に活動。地元福岡の番組にも多数出演。高校2年生の時にニュージーランドに1年間の留学経験。

留学生インタビュー第一号です!どうぞよろしくお願いします!笑
僕でよければ、ぜひよろしくお願いします!

目次
留学は原点であり全て



今僕は2つの団体の代表をやったり、ミスターコンテストでグランプリをいただいたり、様々なところで活躍させてもらってるんですけど、
「もし、あのとき留学してなかったら......」と思うと夜も眠れません。笑

留学前はコミュ障の嫌われ者!?

ところで谷光さんは昔からそんなに行動的で社交的な人だったんですか?
中学生の頃は極度のコミュ障で、人の悪口ばかり言ってたひねくれ者でしたし、友達なんて一人もいませんでした。
たぶん、当時のクラスメイトは僕の声を知らないんじゃないかな??笑

中学の時の谷光さん↑

そもそも人と関わる必要がないと思っていました。
小5くらいまでは明るい子だったんですけどね。先輩から妬まれだしたのをきっかけに塞ぎ込んでしまって......。
当時は勉強も運動も別段できない方ではなかったので、「一人でやっていこう」って思ったんです笑


なにか記憶に残ってるエピソードとかってありますか?
ほとんど記憶がないんですけど、唯一覚えてることといったら、
卒業アルバムの思い出ページに僕に対するコメントだけがほぼ無かったことですかね。
しかも唯一書いてあったメッセージが「ちん軽ボーイ」だったんですよ笑


「インキャの割には女遊びしてる痛いやつ」て意味だったみたいです。笑
そもそもコミュ障だったので女の子とすら話せなかったんですけどね。笑

人生の転機は1人のイケメン留学生、ジョシュア君
でもそんな谷光さんが「留学をしよう」と思いたったきっかけってなんだったんですか?
中学3年生の時の福岡県選抜で他エリアの競合メンバーが集まってたんですが、周りのメンバーがとても上手くて、個人プレーに限界を感じたんですよ。 その時に、「あぁ...自分1人の力って大したことないな」と思い、周りの人と協力することの重要性を知ったんです。
ただ、そんなある日、僕の高校にニュージーランド人のジョシュア君という人が留学しにきたんです。
そして彼は日本語がまともに話せないのにも関わらず、たったの1日で100人くらい友達を作っていたんです。


すると彼は、「んー、特に意識してないからわからないけど、普通に僕みたいな人はニュージーランドにゴロゴロいるよ」っていったんです。
それで、「じゃあ僕もニュージーランドに行こう」と決意したんです。

不眠症と栄養失調!?留学先で死にかける

何か困難等はありました?
まず最初の難関は「英語」でしたね。
現地について、最初にネイティブが話しかけてきた言葉が"How's it going!"だったんです。ハ、ハウジッゴーイング!?なんじゃそりゃ!?ってなりました笑
"I'm fine, thank you and you?"などのいわゆる日本型英語教育を受けていた僕にとって衝撃的でした。


特に日本人はシャイなので、「なんでお前らは何も話さないんだ、どっかいけ!」みたいな感じで、当時は何を言われているかよくわからなかったんですけど、今思うと明らかに英語で何か悪口を言っていましたね笑
ただ、そんなことよりももっとやばかったことがあるんです。


3番目のホストファミリーまではとてもいいご家族だったんですよ。ただ、4番目のホストファミリーがとにかく酷くて...。
家事などを全て押し付けられた上に、ご飯まで作らされていました。朝は早く起きて薪割りに行かされたりもしました。
ただ、何よりもきつかったのは毎日、罵詈雑言を浴びせられていたことですね。


食べ物は野菜しか喉を通らなくなってしまい、それ以降、大学1年生くらいまで白米を口にすることができなくなってしまったんです。
ただ、そんな経験があったからこそ、より一層「他人の気持ちを理解できる人間になろう」と心に誓ったんです。

英語はとにかくアウトプット

やっぱり、言語が違うというのも1つの大きな壁だったと思うんですが、現地では英語の勉強とかはされていたんですか?
他の日本人やアジア人と毎日戯れてました。笑

上手く話せない自分がいやで...。ただ、そんな中、自分の中でふと思ったことがあって、
「そういえば、ジョシュア君も日本語できてなかったのに友達作れてたよな...。
そうか!彼ら(ネイティブ)は僕たちに完璧な英語を求めてないんだ」
ってことに気づいたんですよね。

すると気づかないうちに多くの友人ができていたんです。だんだんと英語学習にも身が入るようになりました!

実はこれはネイティブと同じ勉強法なんです。現地で使われるフレーズをとにかくたくさん覚えることでだんだんと話せるようにもなるし、聞けるようにもなります。

とにかく英語に触れる機会をできる限り増やしました。

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留学でもっとも向上するのは英語力じゃない

ホストファミリーからの嫌がらせやアジア人差別を乗り越えた経験。ひねくれ者だった僕でも英語を話せるようになり、たくさん友人ができた経験。
こういった経験を通して、圧倒的な自信がつきました。ちょっとやそっとのことでは動じなくなったんです。

日本と世界の架け橋になる
また、僕の人生のビジョンもあって、それが「世の中の常識と思われている非常識を捉え、本質を見抜き、周りの人の人生を豊かにする価値を届けること」なんです。

なぜそのようなビジョンを思い描くようになったんですか?
背景としてはやはり今の世の中って、情報操作によって本当に価値のあるものがお客様に届けられていないことって結構あるんですよね。
なので僕は常にお客様ファーストで考え、本当に質の良いものを届けられるようなそんな世界を作りたいんですよ。

たしかに、お金に物を言わせて、質の低いものを販売している大企業は未だに結構ありますね。 片や、とても質の良いものを販売しているにも関わらず、資金力不足が故にその存在を知られることなく散っていく企業やサービスも多いですよね。

だからそういった「偏った情報による不平等」を無くしていきたいと考えているんです。
これから留学を考えている人へ
留学先では、日本ではできない貴重な経験がたくさんできるので、それまでの自分の固定概念が外れ、”価値観”や”考え方”が大きく変わります。そんな経験ができるのは留学以外にないでしょう。
留学を控えている人へは、とにかく準備をしてほしいです。
僕が留学の前から身につけておきたかったスキルは3つあります。僕はこれらをいつも料理で例えるんですが、1つ目は英語力(包丁)、2つ目は日本についての知識(切るもの)、3つ目はコミュニケーション能力(切り方)です。
例えば、包丁(英語力)をいくら研いでも切るもの(知識)がなかったら意味がないですし、包丁(英語力)と切るもの(知識)があっても切り方(コミュ力)がわからなかったら意味がありません。
この3つが必要なんです。留学する前に、この3つのスキルをできるだけ高めておくと留学を最大限に活かせますよ。

まとめ
今回は谷光さんにお話を伺ったのですが、彼が一貫して重要視していたこと、それは「自分を信じること」つまり、「自信」でした。
学生でありながら、不動産やイベント団体の代表など様々な領域で活躍されている谷光さんの今後が楽しみですね。
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